BIKAS COFFEE VILLAGE (English)

What’s BIKAS COFFEE VILLAGE?

BIKAS COFFEE VILLAGEは、ネパール・ハルパン村にオーナーの名前が入ったコーヒーの木を植えるプロジェクトで、BIKAS COFFEEのGLOBALACTIONの一つです。 本プロジェクトでは、ネパール カスキ郡にあるハルパン村(標高1,200m)で育てているコーヒーの苗を購入し、自分の名前が入ったコーヒーの木を植えることができます。環境保全かつコーヒー農家の所得向上、そして消費者のコミュニティ形成を共通の価値でつなげる「植樹」を通して、地球温暖化の防止に貢献しながら、コーヒーの生産から消費までのサイクルにおける新たなバリューチェーンの創出を目指します。

プロジェクトの背景

【コーヒーが直面している問題】

世界中で多くの人に親しまれているコーヒーですが、現在、ある問題に直面しています。それは、「地球温暖化による生産量の減少」です。気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとって深刻な病気が発生しやすくなり、収穫量の減少や品質低下を招きます。さび病の被害が拡大することで、コーヒー生産から撤退する生産者も多くなることが予想され、2050年にはアラビカ種の栽培地が約50%も減少するとも言われています。

【持続可能なコーヒー栽培「アグロフォレストリー農法」】

通常、コーヒー栽培はプランテーション農場で行われるのが主流なため、栽培には広大な土地が必要となります。コーヒーの一大産地では、この土地を確保するために大規模な森林伐採が行われています。いかにして効率よくコーヒーを生産するかを第一に考えた結果、重機械での大量栽培、森林伐採が手段となり、環境破壊が起きているのが現状です。

しかし、私たちが仕入れているハルパン村のコーヒーの木は野菜などを育てる畑と一緒に植えられたり、森の中に植えられたりしています。これらの方法は「アグロフォレストリー」「混植(こんしょく)」と呼ばれ、お互いの作物の特性を活かしあった「森をつくる農法」と言われています。

ハルパン村ではコーヒー豆を「副業」のような感覚で栽培しているので、これまでの生活を無理に変えずに収入を上げ、収入源のリスク分散も可能になります。また、ハルパン村では森の中や樹木の下にコーヒーを植えることで、直射日光が苦手なコーヒーの木が成長しやすい環境を自然に生み出しています。なので農薬は使っておらず、肥料も家畜の糞尿や田んぼで採れた稲わらなど全て村の中で調達できる自然のモノを使っています。

ただ、山間部の斜面や段々畑で栽培しているため機械をいれることはできず、管理が全て手作業になるなど手間がかかります。また、収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)を生豆にするまでに行われる洗浄や乾燥など何種類もの精製工程も手作業になるため、大量に生産をすることができません。なので一般的にネパールのコーヒー豆が日本で出回ることもほとんどありません。

しかし、このハルパン村のコーヒーには、今後の持続的なコーヒー栽培や消費を促すためのエッセンスが存分に含まれていると私たちは考えており、この栽培モデルが世界へ拡がることがコーヒー業界を良い未来へ導いてくれると信じております。

#想いを植えるコーヒー植樹

このプロジェクトは単に「森をつくり、雇用を生み出す」社会課題の解決を目的としているプロジェクトではありません。
この社会に存在している「生活者」が主役です。

「ビジネスマンとして結果を残したい」
「毎日美味しいものを食べたい」
「オリンピックで優勝したい」
「大好きな人と結婚したい」
「自分の力で地球環境問題を解決したい」
「国際協力を通して人々を助けたい」….
「何かいいことをしたい!」
「こんなふうな生活がしたい!」

このように感じたことはないでしょうか?
そんな、様々にありたい姿を持つ「生活者」を応援するプロジェクトが植樹プロジェクトなのです。

このプロジェクトは、木を植えることで、それぞれのありたい姿を掲げ、ミライ を描くことが目的です。それが結果として、森をつくり、雇用を生み出す課題解決につながってゆき、それが僕たちの生活や営みを持続させる循環が生まれます。

これまでのBIKAS COFFEE VILLAGE

BIKAS COFFEE VILLAGEでは、2021年から毎年5月に、クラウドファンディングを用いた木を植える方(村ビト)の募集を行なっています。

[第3回目] 【3年かけて味わうコーヒー】植樹を通じて、ヒトと地域にミライ豊かな発展を届けたい

BIKAS COFFEEの産地であるネパール・ハルパン村に、支援者の名前が付いたコーヒーの木を植樹する取り組みです。実になるまでの3年。大量消費されやすいコーヒーにおける、新しい消費スタイルを提案。持続的かつ再生的な生産を確立させ、ヒト・地域・社会に「発展」を届けていくプロジェクトです。

https://camp-fire.jp/projects/view/654444?utm_campaign=cp_po_share_mypage_projects_show

3回目となるBIKAS COFFEE VILLAGEからは、コーヒーの品質を高め、支援者にとっても苗木の成長を身近に感じていただけるよう、私たちの取り組みに賛同したコーヒー農家のグループ「BIKAS COFFEE VILLAGE Harpan(以下BCV Harpan)」を今年から結成し、コーヒー栽培における課題をヒアリングし、必要な農具を寄贈いたします。さらに、グループ内での意見交換、ノウハウの共有、課題の解消など、生産者間で協力できるようにグループを活用していくことで、コーヒーの品質向上とハルパン村の繁栄も目指します。
3回目の募集でも、これまでの募集と同様、3年連続でプロジェクト公開初日に100%を達成することができました。最終的には、47本のコーヒー木と「みんなの木」2本を植えることができました。

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[第2回目] 森をつくるコーヒー植樹を通して、ネパール・カトマンズにコーヒーショップをつくる!

オーナーの名前が付いたコーヒーの木を生産地(ネパール・ハルパン村)に植樹するプロジェクト『BIKAS COFFEE VILLAGE』の第2期植樹の支援者を募集いたします。今回集まった資金で【ネパール】に実店舗2号店となる「BIKAS COFFEE ネパール・カトマンズ本店」をつくります。

https://camp-fire.jp/projects/view/562837

2回目となるBIKAS COFFEE VILLAGEは「大量生産・大量消費の時代を終わらせる」というビジョンをアップデートし、新たに「ミライを描き続けられる社会を実現する」というビジョンを掲げ、400本の植樹を目指します。さらに、今回のクラウドファンディングで集まった資金で、私たちはブランドのアイデンティティである【ネパール】に実店舗2号店となる「BIKAS COFFEE ネパール・ポカラ店」を2022年12月(*)にオープンいたしました。
2回目の募集では、1回目の募集と同様、2年連続でプロジェクト公開初日に100%を達成することができました。また、次の目標として【400本】の植樹を最終目標に掲げ、プロジェクトの終盤に取り組み、目標には大きく届かなかったものの、106本の木と想いを植えることができました。
*当初予定していた首都「カトマンズ」ではなく、第2の都市「ポカラ」に変更となりました。詳細は、こちらのnoteをご覧ください。
https://note.com/yukikan_bikas/n/nf0b810f81aeb

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[第1回目] 大量生産、大量消費の時代を終わらせる!持続可能なコーヒー栽培で革命を起こす

「BIKAS COFFEE VILLAGE」とは、皆さまの名前入りのコーヒー植樹を通して大量生産、大量消費の時代を終わらせ、生産から消費、そしてその先のコミュニティまで価値で繋がる経済サイクルを創り出していくプロジェクトです。

第1回目は、「大量生産、大量消費の時代を終わらせる!持続可能なコーヒー栽培で革命を起こす」と題し行いました。結果は、プロジェクト開始からわずか4時間以内に、最初の目標50万円を達成しました!そして、次の目標として100人の想いを植えることを目標に取り組んだ結果、合計112人の想いを植えることができました!

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メディア掲載情報

さらに、BIKAS COFFEE VILLAGEは、大変大きな反響をいただき、多数のメディアから取材していただきました。

◯Detail ERIS

BIKAS COFFEE

◯Life Hugger

森との共生で生まれたコーヒーがめざす未来とは?ネパールから世界へ「BIKAS COFFEE」

◯Amina Flyers

【BIKAS COFFEE】Nepal Coffee to save the future of coffee.

Coffee is readily available at cafés and convenience stores at any time of the day. Coffee has long been loved not only by us Japanese, but also by people all over the world as a familiar presence.

But do you know that due to a certain problem, the time is fast approaching when we will no longer be able to drink coffee casually?

In this issue, we introduce BIKAS COFFEE, a Nepalese coffee brand that confronts such problems and engages in sustainable coffee cultivation.

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◯pen

ネパールの村で自分のコーヒーの木を育てて飲む。関わる人すべてのストーリーを大切にするBIKAS COFFEEに出会いました

 

コロナ禍になって出版社との打ち合わせはすべてリモートになって早2年。ひさびさに出版社のある江戸川橋駅へ降り立つと、新しいコーヒースタンドができていました。「BIKAS COFFEE」という名前のお店。気になった理由はネパール産のコーヒー豆のみを扱っていること。ネパールはお茶が有名だけれど、コーヒーを育てているのを聞いたことがなくて、もちろん飲んだことがない。というわけで、ネパールのコーヒー、どんな味なのか飲んでみたく立ち寄ってみました。

 

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