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#理念で売るコーヒー

BIKAS CAN BIKAS

このCOFFEEが世界をDEVELOPさせる

「BIKAS(ビカス)」とはネパール語で発展という意味を持ちます。ネパールの農村にアグロフォレストリーで育つ、流通できない上質なコーヒー豆。この流通を健全化し雇用支援を行うために誕生したコーヒーブランド「BIKAS COFFEE」。味や香りではなく意味で選んでもらうことを理念に、トレーサビリティの高いコーヒーのD2Cを目指しています。

私たちのありたい姿

私たちは単に「コーヒー」というモノの販売をしているブランドではございません。ブランド創設からここまで、「コーヒー」を通してつくってゆきたい社会があります。きっかけはファウンダーが感じた「社会貢献」への違和感でした。ヒトは本来、世のため人のために生きなくても自分のやりたいことを貫くだけで誰かのためになっているハズ。世の中の正解や大衆の意見に左右されて「やりたい want」よりも「やらなければならない should」が先行している現状があります。その結果、自分の好きなコトを素直に口にすることができず、本質的でない大義名分を思ってもいないのに掲げてしまい、自分なりの夢や志を表現し行動にうつすことができない社会があります。そんな社会的背景に対して、BIKAS COFFEEは 『GLOBALACTION(グローバルアクション)』という行動を提案します。

GLOBALACTIONとは

昨今「サステナビリティ」が謳われる中で、経済価値も社会価値も両立させるCSV(Creating Shared Value)の注目が大きくなってきました。その中で、「エシカル消費」や「フードロス」など地球を守るため、社会を守るため『正しい選択』をすること(責任)が求められる時代になりました。しかし、 『正しい選択』をする以前に、自分にとってもそれが『楽しい選択』すなわち『好き』という感情がなければ、私たちの営みも持続していきません。みんなが「自分はコレが大切なんだ!好きなんだ!おもしろいんだ!」というコトを、もっと表現できる社会になってもいい。「個人価値(そのヒトにとっていいコト)」をカタチにすることを通じて、経済・社会の価値も生み出していく。個人・経済・社会の価値が重なる取り組みこそが、『GLOBALACTION』なのです。私たちはこの『GLOBALACTION』という行動を通じてありたい姿を掲げ、夢を言葉で終わらせることなく「やりたい want」ことを行動に移していけるヒトを増やしていくコーヒーブランドです。コーヒーを飲むという日常にある行動から、自分自身のなかにある「ありたい姿」への気づきをもたらし、日常から生活者をBIKAS(内発的発展)させてゆくコーヒーを届けています。

ネパール・ハルパン村のコーヒー

私たちが扱っているコーヒーが育つハルパン村は標高約1,200m、 ネパールの首都カトマンズから車で8時間以上のところにあります。 通常、コーヒーの一大生産地では、畑一面にコーヒーの木を植える「プランテーション」と呼ばれる栽培方法を採用しています。しかし、ハルパン村のコーヒーの木は野菜などを育てている畑と一緒に植わったり、森の中に植わったりしています。これらの方法は、「アグロフォレストリー」「混植(こんしょく)」と呼ばれ、お互いの作物の特性を活かしあった栽培方法です。

ハルパン村ではコーヒー豆を「副業」のような感覚で栽培しているので、 それまでの生活を無理には変えずに収入を上げ、なおかつ収入源のリスク分散もできています。 また、アグロフォレストリーは環境保全にも役立っているのです。 そもそも農業というのは、意外にも環境破壊を引き起こす産業です。 過剰な肥料や農薬で土の中の栄養分が偏って土が使えなくなったり、 過剰に森を刈ったり焼いたりすることで、 土砂崩れ、砂漠化、生物多様性の損失、温暖化など負の側面が挙げられます。 しかし、アグロフォレストリーは、 これまでの「農業=森を切り崩す」という発想を 「農業=森をつくる」という発想に変えました。 ハルパン村では森の中や樹木の下にコーヒーを植えることで、 直射日光が苦手なコーヒーの木が成長しやすい環境を自然に生み出しています。 ですので農薬は使っておらず、肥料も家畜の糞尿や田んぼで採れた稲わらなど 全て村の中で調達できる自然のモノを使っています。 ただ、このようなやり方では手間がかかります。 山間部の斜面や段々畑で栽培しているため 機械をいれることはできず、管理は全て手作業です。 また、洗浄や乾燥など、コーヒーは収穫する赤い実(コーヒーチェリー)から生豆にするまで 何種類もの精製工程がありますが、それも手作業です。 そのため、大量に生産をすることはできません。 なので日本で一般的に出回ることもほとんどありません。 しかし、このハルパン村のコーヒーには、今後の持続的なコーヒー栽培や消費を促すためのエッセンスが存分に含まれています。ハルパン村のコーヒー栽培がモデルとなり、 世界に拡がることで未来は必ずいい方向へ向かいます。私たちが扱うコーヒーはそんな貴重なコーヒーなのです。

想いを植えるコーヒー植樹

私たちは単にネパールからコーヒーを仕入れているだけではございません。ネパール・ハルパン村で育てているコーヒーの苗を購入し、オーナーの名前が入ったコーヒーの木を植えることができる取り組みも行っています。

環境保全かつコーヒー農家の所得向上、そして消費者のコミュニティ形成を共通の価値でつなげる「植樹」を通して、地球温暖化の防止に貢献しながら、コーヒーの生産から消費までのサイクルにおける新たなバリューチェーンの創出を目指しています。この取り組みは、生産者の顔が見えるだけでなく、消費者の名前付きの木を植えることで、生産者が誰のために育てているのかが明確になり、単なるお金稼ぎではなく仕事に対する意義づくりとモチベーション向上にもつながったという現場の声もいただきました。そして支援者たちは苗を植えてから実になるまでの3年という時間とそれぞれの植えた想いを共有することで、年齢・性別・国籍など様々なボーダーを越えた、より近い価値観をもつ人たちとのコミュニティを形成することができました。さらに、木を植えるというアクションそのものが、 温暖化を防止するだけでなく、地球環境に対する豊かさの再生に貢献しています。「植樹を通して森をつくり、雇用を生み出す」この栽培モデルが世界へ拡がることで、「ミライを描き続けられる社会をつくる」ことができると信じています。

東京・江戸川橋/ネパール・ポカラの実店舗

私たちは、いつでもBIKAS COFFEEの世界観やコミュニティをリアルに体験できる実店舗を東京・江戸川橋に構えております。ここでは、1杯に込められた10の物語と一緒に飲めるコーヒーを提供しています。

平日はテイクアウト専門のコーヒースタンドとして、週末は会員限定のオープンスペースとして、理念に共感いただいたファンの方々とのイベントなど、コーヒーを飲みながら世界観を感じることができる空間になっています。私たちは、単にコーヒーの機能的な要素を届けるのではなく、 BIKAS COFFEEのストーリー(価値観・世界観)を体感しながら、 コーヒーを飲む瞬間を作るため、コーヒーができるまでの物語や GLOBALACTION、スタッフ/ファンとのコミュニケーションを通じ、「一杯の演出」をつくりつなげてゆくことにこだわっています。

そんな一杯を「ネパールから世界にも届けたい」という想いから2022年9月にネパール・ポカラにも実店舗をオープンいたしました。ここポカラは、生産地であるハルパン村から車で約1時間のところにあり、トレーサビリティの高いコーヒーのD2Cを目指す私たちの原点です。2025年にはネパールの首都カトマンズにも店舗展開できるよう日々運営しています。コーヒーの生産に関わるヒトのストーリーを届けると同時に、 江戸川橋で飲む一杯から始まるミライへの物語も 皆さまと一緒につくっていくことをお約束いたします。

会社概要

会社名:合同会社 BIKAS COFFEE

代表社員:菅勇輝(かんゆうき)

資本金:100万円

本社所在地:〒112-0014 東京都文京区関口1丁目23−6 プラザ江戸川橋 112

事業内容:ネパールコーヒーの販売 など

info@bikascoffee.com

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